幸福度100%
祭る文化で生きている

むすまいのしま ちゃん

(活動拠点は前道荘(メーミチソウ)(仮)です)
むすまいのしま 南風原町字喜屋武ちゃん

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Matsuri ちゃんの祭り三大行事

(写真は『写真で見る「あの日あの頃』南風原町字喜屋武字誌発刊委員会/発行 より引用)
グローバルな時代、物の豊かな時代、そんな時代の中でもちゃぬんちゅ(喜屋武人)は、しまの祭りを通した、しまのむすまい(団結心)に勝る幸福はないと考え、日々くらしています。
  • ①うさぎみそ〜れ〜

    初ウビー(正月3日)、五月ウマチー、六月ウマチー(収穫祭)にしま内の根(土地)の神様がいるとされる拝所、十数カ所を門中単位で回ります。
    うさぎみそ〜れ〜
    うさぎみそ〜れ〜 うさぎみそ〜れ〜

     

  • ②綱引き

    旧暦の6月25(6月カシチー)、26日(アミシヌウガン)の時、しまんちゅが東西に分かれて、綱を引き合います。
    綱引き
    綱引き 綱引き

     

  • ③十五夜あしび

    旧暦の8月15日、しまの豊かさを象徴する各種芸能をしまんちゅに披露します。
    またしまの守り神シーサーも登場します。
    十五夜あしび
    十五夜あしび 十五夜あしび 十五夜あしび

     

Kishitsu ちゃぬんちゅの気質(『喜屋武の歴史と文化』P33より引用)

(以下は『喜屋武の歴史と文化』(P33)より引用)
"ムラには、それぞれ個性がありそのムラ独特の気質があるといわれる。"
"喜屋武は「チャンカニ」である。 チャンカニとは、カニ(鉄)のような堅い団結力という意味である。"

喜屋武気質(チャンカニ・ムスマイ)

王府時代には、「半クージ」ともいわれ、その意味は「首里王府のクージ(警察)と同様な堅い結束力」ということ。その時代、喜屋武に泥棒が入ると必ず捕まえたという。 捕まえた泥棒は、ムラヤーにある「ブルブルギー」に下げてさらしものにした。 この、ブルブルギーは別名「ヌスドゥ サギーギー」(盗人を下げる木)と呼ばれた。

喜屋武の「ムラゴトゥ」(ムラの吟味事・行政)は、決定するまではカンカンガクガク議論するが、決定したあとはそれに従う。文句をいう人はいない。また、いってもいけない。

喜屋武は陸上競技には弱いが球技には強い。それは、陸上競技は個人競技で球技は団体競技だからである。喜屋武人は、個人で目立つことはしない。団体なら協力して努力する。だから、バレーボールやバスケットボールは伝統的に強い。 しかし、陸上競技でもリレーは強い。リレーは団体競技だからである。ここにも、チャンカニ・ムスマイがある。

この団結力・ムスマイは、綱引きのイートゥ(調子)と関係が深いと思われる。喜屋武の綱は、呼吸を合せて一斉に引く。 ナーメーメー・バラバラではないのだ。この皆が呼吸を合わせる綱引きのイートゥこそが「チャンカニ」「ムスマイ」の元ではないかと思いたい。

喜屋武の人は、「クマーヤー」(集団性)といわれ学校では、先生達にミックヮサ(ねたまれた)された。集団で行動するので悪いことをしていると疑われるのである。 ある時、喜屋武の人達に「君達は帰れ!」と先生が言ったので、「ありがとう」と言ってみんなで帰ってしまって、その先生を驚かせたこともあるという。ムスマイを発揮したのである。

College しま造い大学

  • ①ウビーナディー(うさぎみそーれー)の意義を考える

    正月3日、旧暦5/15グングァチウマチー、6/15ロクグァチウマチーの3回、門中単位でしま内の拝所を祭る行事がある。

    仮説として、各拝所には、喜屋武の根(土地)の神様がいて、我々は日ごろ喜屋武の土地を踏んで生活をしていて、また生きるのに欠かせない水を蓄え、食料や生活に使う道具もほとんどが土地から出て来るものである。
    したがって、ウビーナディーは、根の神様に対する感謝の為の祭りではないかと考える。
    もしそうであるならば、命を授かった祖先を祭る、盛大な行事と同等に、生きていく為の根の神様への感謝の祭りは欠かせないものではないか。

    皆様のご意見をお聞かせ下さい。

     

  • 喜屋武ちゃん綱引ちなひちを考える

    沖縄各地の綱引きは作物の豊作祈願、豊作祝い、地域の団結の為、雨よせ祈願、ムシ払い祈願等の行事である。
    各地の綱引きを見て来て、喜屋武の綱引きと明らかに違うのが、喜屋武人の綱引きの時のイジリである。

    仮説です。喜屋武人はイジリをつける為に綱を引いているのではないか?
    人は生きるのに平穏がいいのが常である。しかし時にはイジリを出して物事にあたらないといけない場合もあると思う。そのイジリをつける為に喜屋武人は綱を引き、時にイカリ、西のシンカ、東のシンカ、体をぶつけ合って、ぬちのかぎり綱を引き、イジリをつけているのではないか。
    したがって、喜屋武の綱引きは、喜屋武人がイジリをつける為のイカリの綱であり、綱のイカリである。そして、喜屋武人は綱引きで蓄えたイジリでしまをむすまい(結まい)し、各個々の仕事等にもより一層励む事が出来るのではないか?

    皆様のご意見をお聞かせ下さい。

     

About むすまいのしま ちゃん

我々、この「むすまいのしま ちゃん」のホームページを起こした者は、 今後もちゃんがむすまいのしまとして発展する事を願い、今までしまんちゅが感覚として持っていたものを明確化し、 しまの子供達や嫁いでくる方、新しく喜屋武に住まわれる方にうまく伝えられる様にする事と、 また「しま造い大学」として他地域の方でちゃんに興味を持たれた方との交流、しまんちゅがしまのむすまいの為の提案、行動する場になれば幸いと考えています。